COLUMN

当社ならではのお役立ち情報をお届けします。
HOME Column 【訪日外国人数】2025年2月の訪日外国人数は3,258,100人、2月として300万人を初めて突破!
インバウンドニュース 2025.04.08

【訪日外国人数】2025年2月の訪日外国人数は3,258,100人、2月として300万人を初めて突破!

2025年3月19日に日本政府観光局(JNTO)から2月度の訪日外国人数の推計値が発表されました。本記事では、JNTOからの発表をもとに作成しております。

 

2025年2月の訪日数は2月として過去最高の3,258,100人

JNTOの発表によると、2025年2月度の訪日外国人数は推計で325万8,100人で前年同月比で16.9%増となり、2月として過去最高の訪日数となりました。昨年の2月の2,788,224人を大きく上回り、初めて300万人を超えています。

中国本土を中心とした一部の市場において、旧正月(春節)が2月初旬まで続き、訪日ニーズが1月に引き続き高かったほか、スノーアクティビティの需要もピークを迎え、オーストラリアとアメリカなどからの訪日増加も2月度の押上げ要因と考えられます。

韓国、台湾、アメリカ、オーストラリアを含む19の市場場(韓国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシ ア、インドネシア、フィリピン、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイ ツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)で2月として過去最高を記録し、ベトナムでは1か月間で最も多くの訪日があった月となりました。

 

年間の訪日数が過去最高であった2024年の1-2月期と比べ20.7%増加となっています。

 

国・地域別訪日客数

国/地域別での2025年2月度の訪日外客数です。

 

2025年2月で最も多く訪日したのは韓国からの訪日で、84万7300人となっており、訪日数1位に返り咲いています。続いて中国本土の72万2700人、台湾からの50万7300人、香港から19万5500人、第5位にアメリカで19万1500人の順となっています。

東アジア(韓国・中国本土・台湾・香港)において、韓国は地方への増便やチャーター便の影響で、2月として過去最高の訪日数となりました。

中華圏では、中国、台湾も地方への増便やチャーター便の影響で前値同月比を上回りしたが、香港においては地方路線への増便もありましたが、春節の時期が昨年の2月中旬から今年は1月下旬スタートに替わったことも影響し、前年同月比を下回っています。

東南アジアにおいても、タイからの冬季シーズンの訪日人気や、シンガポール、マレーシアなど各国からの直行便の増加などの影響もあり、2月度として過去最高を記録している国々がほとんどという結果になっています。

欧米豪では、1月に引き続きウインタースポーツ需要が高まりを見せ、アメリカ、オーストラリア、イギリス、フランス等においても2月度として過去最高を記録しています。

 

まとめ

2月初旬まで続いていた春節の影響もあり、中華圏からの訪日が目立った月でした。

3月以降は桜シーズンに入ってくるため、アジア圏、欧米圏問わず訪日需要の伸びを期待したいところです。

2025年1-2月期でみると、韓国からの訪日が一番多く、僅差で中国本土が2位となっています。2024年から続くこの2強は、2025年も続いていくと見られています。

右肩上がりの訪日数の中、さまざまな業種の企業さまからインバウンド向けプロモーションのご相談をいただくことが格段に増えております。まずは貴社がターゲットとすべき国・地域がどこなのか、どのようなプロモーション手法が最適なのか、インバウンドに対しどのように対応すべきか等のお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください!

この記事の執筆者

グローバル推進室所属 SAKU

日本の大学を卒業後、イギリスの大学院に進学、国際ツーリズムを専攻し修士号を取得。2016年入社。

記事一覧へ
  • パートナー募集
  • お問い合わせ
  • DACホールディング公式サイト