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企業とインフルエンサーが協力して商品やサービスをInstagram上で紹介する「タイアップ投稿」。

この手法は、今やInstagramマーケティングの主流となりつつあります。この記事では、Instagramのタイアップ投稿とは何か、またそのメリットや設定の流れについて解説します。

タイアップ投稿とは？

Instagramのタイアップ投稿とは、企業（ブランド）とインフルエンサーやクリエイターが協力して商品・サービスを紹介する投稿のことです。

これはInstagramが公式機能として提供しているもので、投稿のアカウント名の下に「〇〇（ブランド名）とのタイアップ投稿」というラベルが自動で表示されるのが特徴です。

このラベルが付くことで、フォロワーに対して「この投稿は企業との提携によるもの」であることを明確に伝えることができ、透明性を確保する役割を果たします。

タイアップ投稿のメリットは？

1. 企業アカウントへの導線ができる
インフルエンサーの投稿に表示されるブランド名から、ユーザーが直接企業のプロフィールページへアクセスできるため、認知拡大やフォロワー獲得につながります。

2. PRであることが明確になる
「〇〇（ブランド名）とのタイアップ投稿」といった表記により、広告であることが一目で分かり、透明性・信頼性を高めることができます。

3. 投稿の効果測定が可能
ブランド側はインフルエンサーのタイアップ投稿のインサイトデータをリアルタイムで確認できるため、リーチ数やエンゲージメントなど、キャンペーンの成果を具体的に把握できます。

4. ブランドコンテンツ広告として再活用できる
タイアップラベル付きの投稿は、そのまま広告配信（ブランドコンテンツ広告）にも活用できるため、費用対効果の高いプロモーションが可能です。

タイアップ投稿を行う際の流れ

タイアップ投稿を行う際はインフルエンサー側・ブランド側でそれぞれのアカウントで以下の設定が必要となります。

インフルエンサー側の流れ

１. 投稿画面で「その他のオプション」を選択
２. 「パートナーシップのラベルと広告」を選択
３. 「タイアップ投稿ラベルを追加」を選択
４. タイアップ先のアカウントを検索し追加し、承認をリクエスト
５. 「ブランドパートナーによる宣伝を許可」をON
★投稿完了後でも設定可能。

ブランド側の流れ

事前に企業の公式アカウントから、タイアップ投稿を依頼するインフルエンサーを承認しておくことで、ブランドコンテンツタグの設定がスムーズに行えるようになります。

１. 「設定とアクティビティ」を選択
２. 「ビジネスツールと管理」を選択
３. 「ブランドコンテンツ」を選択
４. 「コンテンツクリエイターを承認」を選択
５. インフルエンサーからすでに承認申請が届いている場合は、申請者が依頼しているインフルエンサー本人であるかを確認したうえで承認。
申請が届く前であれば、検索欄にインフルエンサーのアカウントIDを入力し、該当のアカウントを選択して事前に承認を完了

まとめ

Instagramのタイアップ投稿は、企業にとってはブランド認知や販売促進に効果的なプロモーション手法であり、インフルエンサーにとっても自身の影響力を活かした収益化のチャンスとなります。
一方で、ステルスマーケティングの回避や投稿の透明性確保など、遵守すべきルールも明確に定められています。Instagramの公式機能を正しく理解し、戦略的に活用することで、信頼されるタイアップ投稿が実現できます。
今後さらに重要性が高まるこのマーケティング手法を正しく活用し、企業とインフルエンサーがともに価値を生み出せる関係性を築いていきましょう。