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プロモーション 2025.09.29

【イベント事例】LINE公式アカウントを使ったオリジナルイベント

商業施設や飲食店、アパレルブランドなど、様々な企業が活用しているLINE公式アカウント
新商品やキャンペーン告知、来店予約やポイントカードの代わりとしてなど、用途は年々広がり企業と顧客をつなぐ重要なツールになっていますが、イベントにも活用できるのをご存知でしょうか。

 

そもそもLINE公式アカウントって?

LINE公式アカウントは、ビジネス向けに利用可能なLINEアカウント。 
プッシュ通知でメッセージ配信ができるため、従来のDMよりもユーザーの開封率が高い傾向にあります。
ショップカードクーポン等の機能が備わっており、様々な業種の企業が集客や販促を目的にLINE公式アカウントを活用しています。

〈LINE公式アカウントの機能一覧〉

参照:LINEプロダクト媒体資料(※2025年6月更新)

 

LINE公式アカウントを活用したイベント例

イベントにLINE公式アカウントを使用することで、イベントをきっかけに友だちを集めることができます。
また、定期的にイベントを実施することで既存の友だちの満足度を高め、ブロックを防ぐことにも繋がります。

LINEと相性が良いイベントはスタンプラリーや謎解きなど、参加者が施設内・エリア内を周遊するイベントです。
LINEを活用すれば、主催者は紙の台紙やスタンプを準備する必要がなく、特典の配布までを一貫して管理できます。参加者にとっても、台紙などを持ち歩く手間がなく、日常的に利用しているLINE上で手軽に参加できるというメリットがあります。

LINE公式アカウントの標準機能を活用して、下記のようなイベントが実施できます。

 

1.スタンプラリー

LINE公式アカウントの「ショップカード」機能を活用することで、スタンプラリーイベントが実施できます。

〈ショップカード機能〉
LINE内で発行・利用・管理ができるいわゆる「ポイントカード」。
二次元コードを読み込むことでポイントを貯めることができ、貯めたポイント数に応じてLINE上で特典が付与できる機能です。

ショップカードには、ポイントを貯める機能と規定数に到達した際に特典を付与する機能が備わっています。通常、ユーザーは同じお店を利用する度にポイントを獲得できますが、スタンプ付与用の二次元コードを全対象スポットに配布し、各スポットでポイントが獲得できるよう設定することで、LINEを使ったデジタルスタンプラリーの実施が可能となります。設定した数を集めると自動的にクーポンなどの特典が付与されます。

   設定手順

  • ショップカードを作成
  • スタンプラリーをクリアした方への特典を設定
  • スタンプ獲得用の二次元コードを発行し、各スポットに配布

スタンプラリーイベントは、複数の対象店舗やスポットを巡らせることで回遊を促進し、さらに「購入」「飲食」「体験」をスタンプ取得条件とすることで、売上向上にも直結させられる施策です。

 

2.クイズラリー

LINE公式アカウントの「自動応答メッセージ」機能を活用し、クイズラリーイベントの実施が可能です。

〈自動応答メッセージ機能〉
ユーザーからのメッセージに対して、あらかじめ設定した「応答メッセージ」を自動で返信する機能。
全てのメッセージに対して返答する「一律応答」と、登録したキーワードと完全一致するメッセージを受信した時に返答する「キーワード応答」の2種類があります。

本来は問い合わせ対応等に活用される「自動応答メッセージ」機能ですが、ユーザーが送信した内容に応じて自動でメッセージの返信ができるため、正解した場合は「おめでとうございます!」のメッセージを表示したり、不正解の場合には再挑戦を促すメッセージを送ったりと、機能をそのままクイズラリーに活用することができます。

   設定手順

  • 出題するクイズを作成し、問題や画像を設定
  • 「キーワード応答」で、正しい答えに対する返答を設定
  • 「一律応答」で、不正解に対する返答を設定(全問統一)
  • クリアした方への特典(クーポン機能を活用)を設定

クイズラリーを実施することで、開催施設やエリアに対するユーザーの理解を深められます。LINE公式アカウントの「自動応答メッセージ」機能を活用すれば、複数問を設定して正解しないと次の問題に進めない仕組みや、必要に応じてヒントを表示する等の仕組みを取り入れることができ、より高いゲーム性を演出できます。上記の事例では、問題を施設内の様々な場所に掲示し実際に行かないと問題が分からない仕様にすることで、施設内周遊を促進することができました。

 

3.謎解きラリー

同じく「自動応答メッセージ」機能を活用して、謎解きをかけ合わせた謎解きラリーイベントを実施することも可能です。

   設定手順

  • 出題する謎を作成
  • 問題や謎解きに必要なイラスト・画像などを登録する
  • 「キーワード応答」で、正しい答えに対する返答を設定
  • 「一律応答」で、不正解に対する返答を設定(全問統一)
  • クリアした方への特典(クーポン機能を活用)を設定

クイズラリーと同じ仕組みを活用し、さらに内容を発展させたものが謎解きラリーです。現在では各地で謎解きイベントが開催されており、「謎を解くこと自体に参加費を払う価値がある」と考えるユーザーも多いため、特典を用意しなくても高い満足度が得られるのが特徴です。施設やエリア独自の「謎」を制作し、現地でしか解けない問題を設定することで、来訪促進や周遊促進の施策としても効果を発揮します。

 

LINE拡張ツールの活用

LINE公式アカウントは、あくまで企業と顧客を繋ぐメッセージツール
標準機能のみでイベントを実施するにあたっては、できること・できないこと・工夫が必要なことが出てきます。

例えば、「どのスポットで何個スタンプが押されたか」などの分析。
「ショップカード」機能では、発行できる二次元コードが1種のみのため、全体数しか分からず細かな実施結果の分析はできません。
また特典の配布についても、標準機能の「クーポン機能」を使用することになるため、
「クリアした参加者の中から抽選で〇名にプレゼント」のような、後日抽選での特典配布はしづらい部分があります。

そんな時に使用したいのが、LINE公式アカウントの標準機能を拡張し、より高度な運用を可能にする「LINE拡張ツールです。
インスタント抽選や応募フォームの設置、スポットごとの細かな分析など、標準機能だけでは実現できないイベントにも対応ができます。
多様な拡張ツールの中から、それぞれのイベントに最適なものをご提案いたします。

 

LINE公式アカウントのことなら弊社におまかせください

弊社は、「LINEヤフー Sales Partner」にも登録されている公式パートナーとして、1,000アカウント以上の運用に携わってきました。
開設・運用だけではなく、友だちを増やすための告知物制作やLINE広告、上記でご紹介したイベントなど、LINE公式アカウントに関する多岐にわたる実績がございます。

目的やご要望に合わせて、LINE公式アカウントを活用した最適なプロモーション・イベントをご提案させていただきますので、LINE公式アカウントを開設したい企業様、アカウントの運用に課題を感じていらっしゃる企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

この記事の執筆者

プランニングチーム hiro

企業・自治体の広告営業に7年間従事。その後、プランナー兼ディレクターとして様々なプロモーションやイベントに携わる。A型人間。好きな飲み物はレッドブル。

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