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現職に辿り着くまで、転職ジプシーだった時期もありました。人材派遣会社の営業職や、古着屋の販売員を経て20代最後の年、自分のキャリアや今後を真剣に考えたとき再び転職活動を考えはじめました。
私自身のできることを棚卸作業してみると、シンプルに｢しゃべり｣だな、と。そこで特技が生かせそうな営業職に絞って探しているうち、現職である｢人材×広告｣の営業職を見つけました。得意の話術も人材派遣時代の経験も生かせ、何より広告ってかっこいいというミーハーな心があったことも事実です(笑)。そこからは応募から内定まで全てがスムーズに進んだこと、面接官や社風に対してのフィーリングも良好だったことなどが決め手となりました。

――仕事のやりがいは何ですか

クライアント様と二人三脚で採用ができたときです。例えば以前、webでの新卒採用経験の全くないクライアント様にご依頼をいただいた際のこと。説明会における運営方法のレクチャーから、説明会当日にも参加し、良い部分や改善方法などもその都度お伝えさせていただくなど、かなりそのクライアント様に入り込んでお手伝いをさせていただきました。
当初は不安が拭えない様子だったクライアント様ですが、予想以上に採用ができ非常に喜んでもらいました。さらに翌年も新卒採用をお手伝いさせていただくことになり、クライアント様の企業としての成長をサポートできていることを実感、やりがいを感じています。

名刺交換だけでご契約に至らないクライアント様でも、私は月2回以上求人情報のメールを送るようにしています。ですが文章のメールを送るだけでは、名刺交換しただけの私の顔も思い出してもらえないと思い、プライベートや顔のアップ写真を添付するなどインパクトを残すことを念頭に置いています。
クライアント様の反応は様々ですが、｢多く営業の電話やメールが来る中で岸川さんのことはしっかり覚えているし、信頼できる。｣と楽しみにしていただくことも多く、私の渾身の“インパクト作戦”は成功しているようです(笑)。また初訪から一年以上定期的にメールをくれているから、という理由でお問い合わせをいただき、ご契約に至ったこともあります。