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企業ブランディング

株式会社 鴻池組

知名度の低さを逆手に取ったユニークな吊り革と、
同タイミングで配信したプレスでの露出。そこから繋がったCSR報告書の制作
制作物:つり革広告、プレスリリース、CSR報告書
  • クライアント様が抱える課題

    2016年にクライアント様が行った独自調査で、同社の知名度の低さが判明。そこを課題ととらえ、まずはより多くの人に社名を知ってもらうこと、を課題としました。さらに同社の抱える別の課題として、離職率の高さというものがありました。
  • 課題を解決するための企画・アイデアとは

    課題を解決するための企画・アイデアとは
    [BOLD]吊り革広告・プレスリリース[/BOLD]
    まずは学生をターゲットに、社名の低さを逆手に取った「鴻池組って読めますか?」と、あえて自虐的かつ問題形式のコピーを主役とした吊り革を制作。通学中の時間、問題があったら回答せずにいられない学生の心理を活用し、社名が印象に残る仕掛け作りを行いました。そして、新卒採用や、1年間という長期的な広告により社員のモチベーションをアップさせるという、別の課題へのアプローチも同時に行いました。
    さらにその吊り革についてのプレスを、同時期に配信することで世間とメディアへの露出を試みました。

    [BOLD]CSR報告書[/BOLD]
    毎年、対企業向けに発表する資料ですが、現実は新卒採用の会社説明会に多く使用されています。そのため、学生の関心を集められるような一新したデザインを提案。また、マンションのショールーム等に他者のCSR報告書と一緒に並べられる事も多くあるため、他者に埋もれないような鴻池組様のコーポレートカラーの黄色を基調としたデザインで、他社との差別化を図りました。
  • 企画のコンセプト

    企画のコンセプト
    今までになかった、鴻池組様の一面が垣間見えるような、革新的なデザインに。
    デザインは企業名が読みにくいという弱点を逆に利用した、自虐的なコピーで攻めの姿勢を表現。コーポレートカラーを使用して企業イメージを醸成していく狙いがあります。
  • これらの展開に対しての結果

    これらの展開に対しての結果
    今までは、基本的にトップダウンの広告を実施していましたが、吊革広告に関しては、下から案を出してボトムアップで実現した初めての広告です。
    学生に対して、自虐的なコピー&デザインがプレスリリースをきっかけにヤフーニュースや、アメーバニュース等48個のWEB記事に転載され、広告換算値も188万円を超える結果になりました。
    さらに吊革広告をきっかけに弊社のクリエイティブを気に入って頂き、CSR報告書を作成するコンペに声を掛けて頂くことができました。CSR報告書を専門的に制作している競合が並ぶなか、計7社の中からDIN関西では初めてCSR報告書の受注。初めての事例というところで苦労もしながら、鴻池組様と二人三脚で無事完成にいたりました。現在は、5年後に控える150周年の周年事業に対するプロモーションを提案中です。
  • クライアントの反応

    クライアントの反応
    他社には無い独自のメディアと、他社には無い独創的なデザインで、現状の課題に基づいた解決策を提案している点において、評価していただいています。
  • 今後の展開

    5年後に150周年を控え、これからの2年間で知名度の獲得。次の2年で認知度の獲得。最後の1年間でファンの獲得。このように戦略的にブランディングに注力して、5年後には世の中に「鴻池組」という会社を定着させていくことを目指しています。
  • 株式会社 鴻池組

    http://www.konoike.co.jp/
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