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インバウンドニュース 2026.07.22

【訪日外国人数】2026年5月の訪日客は3,559,900人。中国は引き続き減少も、中東・インドなど19市場が好調を維持

2026年6月17日に日本政府観光局(JNTO)から5月度の訪日外国人数の推計値が発表されました。本記事では、JNTOからの発表をもとに作成しております。

2026年5月の訪日数は3,559,900人

JNTOの発表によると、5月度の訪日外国人数は推計3,559,900人で、前年同月比で3.6%の減少となりました。4月に続き、2カ月連続での前年割れとなっています。
5月は桜シーズンと夏休みシーズンの間にあたり、全体的に訪日需要が落ち着く時期です。これに加えて、中国市場の継続した減少(前年同月比マイナス60.4%)が全体の総数を押し下げる主な要因となりました。
しかし、数字の表面だけを見て「インバウンド需要が冷え込んでいる」と判断するのは早計です。実際には、韓国、台湾、米国、マレーシアなど19の市場で5月として過去最高を記録しており、中国以外の市場においては非常に安定した需要を見せています。

 

 

国・地域別訪日客数

国/地域別での2026年5月度の訪日外客数です。

国・地域別のシェアや動向を見ると、全体の総数からは見えない新たな動きが浮き彫りになります。

トップは韓国で約95万1,300人(前年同月比15.2%増)、次いで台湾が約61万6,800人(同14.6%増)となりました。前年同月と比較して航空座席数が増加したことや祝日需要が後押しし、引き続きこの2つの市場がインバウンド全体を牽引しています。
一方で、中国からの訪日客数は約31万3,000人にとどまりました。中国政府による日本への渡航注意喚起や航空便の減便に加え、前年は5月末にあった「端午節」の連休が、今年は6月中旬にずれたことも影響しています。

そして今月の大きなトピックスは、中東地域やインド市場の躍進です。
中東地域からの訪日客数は約3万9,000人で、前年同月比67.8%増と大きく回復しました。これは、イスラム教の祝日期間が今年は5月に前倒しになったことや、一部路線での航空便再開がダイレクトに数字に表れた結果です。また、インドもデリーやムンバイからの増便・新規就航が影響し、約5万6,500人(同31.3%増)と好調に推移しました。中東とインドは、ともに単月での過去最高を記録しています。

 

まとめ

2026年5月の訪日外国人旅行者数は355万9,900人となり、続く中国市場の大幅減が影響して前年同月比では減少となりましたが、19の市場で過去最高を記録するなど、新たな成長市場の存在感が高まる結果となりました。

インバウンドプロモーションを成功させるためには、全体の総数だけでなく、「どの市場が、なぜ伸びているのか」という視点が不可欠です。各国の祝日カレンダーの変動(端午節やイスラム教の祝日など)や、航空路線の増減便といった背景を的確に捉え、データを注視していくことが重要になります。

市場の動向を正しく読み解き、最適なターゲットへアプローチすることが成功の鍵です。インバウンド施策でお悩みの際は、ぜひ弊社にご相談ください。最新データに基づいた戦略をご提案いたします!

一部にはなりますが、弊社でのグローバルプロモ―ションの実績となります。ご興味のある施策がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の執筆者

グローバル推進室所属 SAKU

日本の大学を卒業後、イギリスの大学院に進学、国際ツーリズムを専攻し修士号を取得。2016年入社。 一人息子がいるワーキングママ。漫画が大好きです!

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